2020.04.09
事業戦略における選択肢の出し方・考え方
日頃お客様の課題解決には、テーラーメイドで臨んでいるため、弊社独自のフレームワークはありません。
一方で頻繁にあるシチュエーションとして、“事業戦略の選択肢を挙げたい”というものがあります。
そうした場合、お客様との議論では、下記のような内容を意識して進めることが多くあります。
- 前提となる事業環境の理解、制約条件の整理
- 言わずもがななことも、あらためて見直してみる
- 時系列・手数・質などを軸に考える枠組みを設定
- 時系列:ステップやフェーズわけ
- 手数:施策の同時並行や棲み分け
- 質:ビジネスモデルの変更/転換
- 意味のありそうな枠組みごとに選択肢出し
- 意味がなさそうな部分も、何故意味がないか、は立ち止まって考える
- 選択肢ごとに、ポテンシャルの大きさとハードル、成功のカギと致命的な失敗要因の有無を列挙
- まずは仮説だけでいいので書き出す
- “それがないとどうなるか”、“それが起こるとどうなるか”という視点
- 選択肢を並べて比較し、優先順位付け
- ひっかかるところや、もやもやするところを言語化し、選択肢を再考
我々はお客様に寄り添った第三者として議論し、適度な発散と収束を念頭におきつつ、幅だしを行います。一方で、社内でも職位の異なる方や別部門の方を入れて多様性を出すことで、幅のある議論ができるでしょう。